大ヒットシリーズ第5弾!尼崎の藤波組では二代目の急死により霊代の加奈江が事実上の統(tǒng)率をしていた。加奈江には妹の頼子と、雅美、直也という二人の子供がいた。頼子の夫は現(xiàn)在拘留中の若頭?松岡、雅美の夫?宗田は本部長、そして直也は最近組を興し藤竜會(huì)の會(huì)長になっていた。松岡が出所となり、加奈江は三代目に松岡を立て、二代目霊代からひこうとしていたが、その矢先に松岡は射殺されてしまう。それによって藤波組は大きく揺れ動(dòng)く。加奈江は三代目候補(bǔ)に宗田を選んだ。それを知った直也は、この機(jī)會(huì)を逃すまいと緊急幹部會(huì)席上で、宗田を押す幹部を相手取り三代目に立候補(bǔ)した。そんな血?dú)荬丹螭手币菠馀哟笊稳~子と會(huì)っているときだけは気持ちが安らいだが、直也が極道であることを気付かれ、突然の破局を迎えてしまう。落ち込んだ直也は、それを晴らすかのように藤竜會(huì)會(huì)長としての貫録をつけ、藤波組の威光を使い前田組を吸収した。しかし、皮肉にも対立する神原組系列の組織と前田組が盃を交わしたことにより、藤竜會(huì)と前田組の間に抗?fàn)帳黏?。加奈江は一人、神原組を訪れ、藤竜會(huì)の解散と直也の引退を條件に、この戦爭を終結(jié)させようとするが、それを受け入れようとはしない直也の余りにも強(qiáng)い意志に、ついに加奈江は屈した。加奈江は母子の絆を斷ち切り、幹部會(huì)で三代目に直也を、若頭に宗田を決定し、藤波組は神原組と戦爭を始めようとしていた。だが、それを察知した警察権力の介入で直也に逮捕狀が出た。一方、弁護(hù)士協(xié)會(huì)から懲戒勧告を受けた組の顧問弁護(hù)士?美佐子も藤波組と心中する腹を決めていた。加奈江は直也の護(hù)送ルートを美佐子にしか知らせなかったが、宗田は美佐子からそれを聞き出し、直也は警察に出頭する途中に前田組の銃弾に散っていった。加奈江は宗田が神原組幹部の地位と引き換えに松岡と直也を殺したことを知った。そして加奈江と美佐子は宗田を射止め、その怒りはさらに神原組へと向けていくのだった。