それなりに戀愛(ài)も経験してきたけれど、結(jié)婚にはたどり著かず、あっという間に30代半ば…。こんなハズじゃなかった。戀愛(ài)モードにすら入れない。ならばと婚活してみても、“普通”の結(jié)婚相手を見(jiàn)つけるのすら難しいと悟った篠原奏音は気づく。獨(dú)りお酒を片手にクダをまく自分も「ワケあり物件」か。厳しい現(xiàn)実と向き合い打ちひしがれる奏音の前に現(xiàn)れた金持ちイケメン?城咲真。彼はおとぎ話の王子様か、それとも…?シンデレラストーリーなんかあり得ない。格差婚は面倒と最初から逃げ腰の奏音だが――!?